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「WordPress」403エラー・404エラー・JSON発生! の備忘録

1:バージョンアップの失敗(サイトにアクセスできなくなった)

現在、契約しているレンタルサーバーで、WordPressのバージョンアップをしたところ、表記タイトルのエラーが発生して、パニック状態!。

幸いにも、サイトの管理画面にログインすることが出来たので、操作手順と現象をカスタマーサポートにメールにて状況連絡した。(電話サポートのないレンタルサーバー業者だったので)

案内メール:提供中の「簡単インストール」機能が、最新版の「WordPress 6.0 日本語版」に対応しました。簡単な操作でWordPressを運用できる「簡単インストール」機能をぜひご利用ください!

操作手順:サーバーアカウントの管理画面にログインして、当該ブログ・サイトを「簡単インストール」でWordPressの6.0へバージョンアップを選択!

これが悲劇の始まり!!

2:レンタルサーバー管理会社に問い合わせ(その1)     

質問:(簡単インストール)から対象ドメインを選択し、Verが5.8となっていたので、追加インストールの WordPress  を選択し、追加インストールの「自動でデータベースを生成する」を実行したらWordPress6.0が追加された。
WordPressの管理画面のダッシュボードへのログインは出来た。
当該ブログの「サイトを表示」を選択したとき、403エラーが発生!

返信:ご連絡の件につきまして、インストール状況を確認しましたところインストール先が以下となっております。
http://sample.com/wp/
お手数ではございますが、上記URLにてアクセスをお試しくださいますようお願いいたします。

対処:指定されたURLを入力してサイト表示させる。
当該ブログトップページは表示されたが、その先に情報(リンク先)は表示されない。

3:レンタルサーバー管理会社に問い合わせ(その2)

質問: ホームのトップページの表示は出来たが、下記のメッセージが表示。
「お探しのページは「URLが異なっている」か「記事が削除された」などの理由で見つかりませんでした。」・・・リンク先が見つからない状況
当該サイトの管理画面のダッシュボードに入れる。
「投稿一覧」等は表示され、投稿を選んで編集の処理にはいることが出来る。
ただし、編集の「更新」を試みると下記のメッセージが表示され更新されない。
「更新に失敗しました。 返答が正しい JSON レスポンスではありません。」のメッセージが表示されます。
当該サイトで、今回の処理をする前のバックアップで復元処理→症状に変化なし。
レンタルサーバーの管理画面で今回「簡単インストール」機能で追加されたWordPressの6.0を削除→症状に変化なし。

返信:ご記載の内容につきましてはWordPressの記事などの反映設定が正しくされていないことが要因かと存じます。
一般的にはパーマリンクの設定を初期化することで復旧する事例がございます。
一度ダッシュボードへログインしていただき「パーマリンク設定」→[一般的な設定]から、「日付と投稿名」を選択し、画面下部の「変更を保存」をクリックして動作状況に変化があるかどうかについてご確認ください。

対処:案内された手順を入力してパーマリンクを初期化させる。→症状に変化なし。
パーマリンクの設定を元々の設定に戻す。

4:レンタルサーバー管理会社に問い合わせ(その3)

質問:①WordPress管理画面にダッシュボードの設定で、WordPressアドレス「https://sample.com/wp」とサイトアドレス「https://sample.com」にしていれば、以前は外部からアクセスして表示可能でしたが、現在は返信で教えていただいたサブフォルダの~/wp/まで入力すれば、当該ホームページの先頭画面までは表示する。(投稿のページを選択すると404エラーとなる)
・・・現状、外部からのアクセスしたとき、/wp/なしでは403エラーとなる。(サイト表示されない)

②WordPress管理画面にダッシュボードの投稿ページに作成登録している内容に関しては、どちらも編集動作入力は可能ですが、「更新」しようとすると、保存出来ません。「更新に失敗しました。 返答が正しい JSON レスポンスではありません。」 のメッセージが表示されます。

返信:上記について確認いたしましたところ、FTPサーバー上の「sample.com」の領域(接続直後のディレクトリ)に「index.php」ファイルが存在しないため、「https://sample.com/」にアクセスすると403エラーが表示される状況です。
お客様は「wp」フォルダ内にWordPressのデータを設置され、「https://sample.com/」でアクセスできるよう設定をカスタマイズされていたようですが、おそらくWordPressを再インストールされたことにより構成ファイルが削除されてしまった可能性がございます。
※ ご質問の①点目、②点目共に上記に起因する問題かと存じます。
恐れ入りますが、このようなカスタマイズはサポートの対象外となり、問題が生じた場合はご自身で修正していただく必要がございます。
※ 本来、「https://sample.com/」にWordPressを構築される場合は「wp」などのサブフォルダではなく、ドメインのルートフォルダ(接続直後のディレクトリ)にインストールしていただく形になります。

対処:カスタマイズはサポートの対象外とのことなので、あとは自力で善後策を考えるしか無い!?
ヒントとなったなくなっている「index.php」を作成してFTPでUPした。
「index.php」の内容はphp言語で作成されているので、ネットで少し記載内容をお勉強。

「index.php」ファイルの作成と内容

<?php
/**
 * Front to the WordPress application. This file doesn't do anything, but loads
 * wp-blog-header.php which does and tells WordPress to load the theme.
 *
 * @package WordPress
 */

/**
 * Tells WordPress to load the WordPress theme and output it.
 *
 * @var bool
 */
define( 'WP_USE_THEMES', true );

/** Loads the WordPress Environment and Template */
require __DIR__ . '/wp/wp-blog-header.php';

1.「WP_USE_THEMES:true」でテーマファイルの設定を読み込む。
2.「require __DIR__ 」で他のファイルから呼び出された場合でも正確にパスの位置を指示できるようにする。

まとめ

今回のブログサイトが表示出来なくなった原因だと思われるのは

原因:
・FTPサーバー上の「sample.com」の領域(接続直後のディレクトリ)に「index.php」ファイルが無くなった。

対処:
「index.php」ファイルを作成(作成した内容が合っているかどうかは不明)し、パスを現在の場所ではなく、実態ファイルが格納している領域(直下のwpディレクトリ)に変更。

この結果、ブログサイトの表示・編集が出来るように復活した!!!(よかった^^)

教訓:
1.カスタマイズはほどほどに(サポートの対象外)
2.phpの勉強・中身を少しわかるレベルは必要(不具合の動き・起動手順に必要)
3.更新作業は慎重に!!(手動ftpでローカルにバックアップ管理)

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